文明

人が歩行をし、地球上の住みやすい各地へ移動し、特に環境の大異変があった時、民族移動したことは否定できない事実である。

火を道具として確保し、さらに生活の領域を広げ、寒冷に対して強くなってきた。これは、とりもなおさず、天候異変で民族移動する事が極めて稀になったことになる。

又、移動の手段が高度になり、短期間で行き帰をする現代である。とはいっても、人は古来から水がある処に強大な都市を作り、その拠点から、資源などを求めて大陸の内部へ浸透していった。

鉄道が主になったり、ハイウェーが主になったり、それに沿って、電気、通信網が世界中を網羅してきている。エネルギー関連では、石油、天然ガスのパイプラインが何千kmもの長さで敷かれている。

現代文明の足跡は、最近では電力グリッドで分る。これを効率よく制御したりすることをスマートグリッドと呼んでいる。米国NASAは夜間の光網を地球上で隈なく観測し、その写真を公開している。数年前の公開写真であるが、人類が地球上の大陸のどこそこに居座っているとか、そこを拠点として移動していたかが分る。

闇夜でない夜の地球

オリジナルサイト情報:

http://photojournal.jpl.nasa.gov/mission/DMSP

光あるところは、電気エネルギーが消費され、人がいる。marketingの原点はこの光の点を先ず攻める策を考えることで、実は知らずのうちに我々はやっている事に気付く。しかし、急速に広げたことのしっぺ返しが、low carbon施策へ走らせている。10月11日からCOP NAGOYAが始まっている。

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