卒FIT その後III;2年目

卒FIT その後 II;蓄電池導入
2023/07/27に卒FIT、区、国、都の助成金を頂いて、わが家の蓄電システムを導入し、わが家の最新ソーラー発電と電力消費動向について説明した。令和5年の導入直後の状況を以下に説明した。

令和5年5月2日は発電総量は31.4kwh (朝6時の0.1kwhから夕方17時の0.1kwhまで)、消費総量は22.2kwh (これはガス無しのオール電化です)。消費電力パターンは図の通り、早朝にやや高まっているのはヒートポンプ式のエコキュート温水貯蔵でドラム缶一杯ぐらいですかね、その前少しベースラインが増えているのは家人が夜更かしで風呂の沸かし直しや3台のTVを見たりしていた。朝の食事の用意はゆっくりとして、夕方からの食事の準備でピークに見えるのと明らかに違います。季節柄、エヤコンの使用がなく昼間はこんなに低レベルです。家の広さはかなり広く、大手住宅メーカの180平米(総2階)で熱遮断性については建築当初のままですが、リフォームで2か所窓を塞ぎました。

さて、その後蓄電池の導入を行い、5月下旬よりシステムが稼働しました。7月の下旬に至り都内でも連日35℃以上の猛暑になり、冷房機器を昼夜長時間使用せざるを得ない状況に陥り、日中天気も良く・日射量は高くソーラー発電量も大きく、蓄電システムの良さを実感した次第です。次の発電<昼間の青線>、買電<オレンジ色の棒グラフ>、売電<草色の棒グラフ>の3つのグラフは典型例です。先ず、真夜中の12時には、前日の晴天下で発電し蓄電池がフル充電され、それが放電され夜8時ごろまで利用され、空(蓄電池を完全に0%にしてしまうのはッシステム上危険で残20-30%で”ゼロ”設定とします)の状態になっています。我が家では夜も弱く冷房にしています。そして朝方3-4時の2時間で温水を沸かしますので、安い深夜電力を購入するシステムです。

朝7時頃から発電が始まり、蓄電用と自家消費用0.4KWがバランスし、下のように11時頃になると、11.5KWの蓄電がフルになると余剰の分4.3KWが買電に回ります。

上のvisualは本日の11時のもので、朝から晴天で11.5KWHの蓄電池の充電が済んで4.7-4.3=0.4kWの定常電力消費(照明、冷蔵庫、その他小消費出力の機器分)の余剰分4.3KWは売電です。          
上のチャートは晴天の日の代表例です。
オレンジ色の買電の無い時間帯で蓄電が
進み、11時頃にフルになります。
そして夕方から蓄電した電力を夜の11時までに
消費して、その後夜間の安い電力を買電すると
いうサイクルになります。

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