人工知能AIの急速な発展と疑い

人工知能に関する取り組み、開発研究の歴史はかなり長い。
AI; artificial intelligence の進捗は主に計算機、コンピュータの発展開発に依存。
コンピュータシステムの高速化はデバイス部品の小型化による。
デバイスは半導体チップのみならず、周辺のパッシブ部品を含み,単体半導体チップ間、複数の半導体チップを含む特定機能を有するボード間通信も高速化されている。
AI開発のソフトウェア面でも歴史的にいき詰まりも何度かあった。

ここ数年間(2020年以降)で、AIの一般利用という面で驚異的な事があった。
巨大IT企業や異種業種企業による巨額投資で進んだ。
画像認識や言語認識による翻訳サービスも格段の改善。

これらの新しい進行は学習・learningプロセスに大きく依存。
キーワードはmachine learning (ML), deep learning (DL) である。

AIを組み込んだロボットを含み、AIアプリが従来の雇用を奪い取るという懸念。
 単純作業はどんどんなくなっている?
 本当にそうなのか?
 歴史的にみると何もAIのない時代にも、消滅した雇用と新たに生まれた雇用がある、
 
GPT-3, GPT-4, ChatGPT という自動文章生成AI
 Chatとは所謂短い言葉で相手とやり取りするチャットのことである。
 GPTとはgenerative pre-trained transformer のことで、
  文章を生成する事前学習された変換装置を意味する。
 GPTに続く数字はGPTのバージョン番号で3世代と4世代では
  MLで参照させているデータベースの規模が格段と増大している。
 GPT-4ではデータがビジュアルであると説明されていて、テキストデータではなく、写真だったり、手書きのメモ(これから文字を自動的に読み取り、文として認識するとか)、写真の一部に写っている物を指定すると自動的に猫の顔だとか電気自動車とか認識する機能が備わっているという。

データマイニングと何が違う。テキストマイニグと何処が異なる。
 という疑問も沸くがマイニングは分析的で、
 GPTは前の文に続く後の文を予測生成する。

ネットでよくみられる、チャット式質問があるが、これは場合分けしてツリー状にしたものでAIといって少々だまし気味な所もあるが、プログラム化されてはいるが本当のAIではない。

2023年3月18日に閲覧したYouTube(YT)は刺激的。
 言語生成、文書作成ができるChatGPT4の解説であった。
 質問者が質問した疑問に対して、AIが回答した文章が長かった。
 それに対て、質問者がもっとリズミックな感じにしてと要求した。
 すると、AIは見た目英語だが、短いフレーズで箇条書き様に構成された文章で答え直したのである。

そうだ、日本語で大切な和歌・俳句は究極の57577という、短いフレーズとリズム感を兼ね備えた表現で、我々が、人の生き様という和風文化の経験を積み重ねたものである。日本語の特有さとデータベースが英語と比べて非常に小さいのでChatGPTの日本語による回答はまだまだ未熟だそうだ。

以上、全て私の作成した言葉・文章であることをお断りしておきたい。

注:気になるのだが、欧米のある国レベルで、ChatGPTの利用禁止がメディアで報じられている。理由は個人情報保護上の問題らしい。4月1日のエイプリルフールかと思ったが、まだ日付けは3月内。

令和5年4月1日記す

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