On line learningが民生電子機器展で、特別企画を設けるという。残念ながら、この話は毎1月に米国・ラスベガスで開催されるConsumer Electronics Showでの話である。その特別企画は HigherEdTECH Summit,と名付けられている。
要はOne line educationと言われ、今爆発的に普及されることが期待され、教育サービスを提供している機関を取りまとめる団体が、民生電子機器展でアピールするというのである。
著名なedX, Coursera とUdacity は無料コース、有料資格認定、適職探し、更に伝統的な大学機関に進みたい学生リクルーティングを展開している。
http://www.huffingtonpost.com/robin-raskin/higher-tech-meets-higher-_b_2333414.html
上のサイト情報を引用させて頂くと、HigherEdTECH Summitでは以下のスピーカーの方々が紹介されている。
• James Applegate, Ph.D., Lumina Foundation;
• Joel Klein, Amplify;
• Doug Lederman, Inside Higher Ed;
• Walt Mossberg, The Wall Street Journal;
• Andrew Ng, Coursera;
• Lawrence H. Summers, Harvard University;
• Candace Thille, Open Learning Initiative (OLI) at Carnegie Mellon University.
One line learningにはコース教材が必要である。これまでは印刷された教科書が使われてきたが、徐々にではあるがE-texts とe-content に置き換わっている。このデジタル化された教材は学生にとって多様な教育講座(コース)を選択しやすくなる。デジタル教材作成の教育関連企業、McGraw-Hill Education, Copia Interactive や Inklingが参加している。更にこのOn line learningのモバイル化で必要なデバイス機器企業、Amazonから Samsung や Apple まで、この市場を虎視眈々と狙っている。
このように市場の成長が目覚ましい米国ではOn line learningは民生電子機器展へまで参入して来ているのである。