久々のGreen Touch コンソーシアム:FTTHなどのエネルギー効率大改善

これは、ちょっといいと直ぐに飛びつかないで下さいとも書かれているように、長期的なプロジェクト、取り組みになる。国際的な標準化作りもこれから。

一体どのような仕組みで、今世界中で布設・普及が進んでいる、所謂ブロードバンドの先端を行く、fiber to the home (multi-dwelling units、海外では日本で言うマンションへの光ファイバー繋ぎこみが主体) のエネルギー効率が改善出来るのだろうか。

詳しいプロトコルまでは紹介されてはいないが、Bi-PONとある。Bit interleaved passive optical network だそうだ。従来の光通信ネットワークでは処理されている99%のデータが利用されていないと指摘されている。さて、FTTXにBi-PONなるシステムを導入すると、30倍ものエネルギー効率改善を達成できるという。

Orange Labs, Bell Labs, nano-technology research group imec and French public research agency INRIA などのコンソーシアムのメンバーで開発したのだそうだ。やはり、日本のメンバーは入っていない。ポイントはちょっと複雑なデータ処理をするようで、専用の処理用半導体チップが必要で、そう簡単には現状のネットワークの更新は出来ないらしい。装置の新規設置が必要なようだ。

とりあえず、速報まで。詳しい続報が楽しみだ。

Bi-PON は2012年6月5-7日、米国ダラス・テキサスで開催されるTIA 2012のGreen ICT Pavilionでデモされるそうだ。

http://www.greentouch.org/

http://www.wirelessweek.com/News/2012/03/networks-GreenTouch-unveils-hyper-efficient-FTTH/

(追記);Green Bizによると、従来のPONシステムでは、例えば分岐するスプリッターの下の16-32ユーザのに全てのユーザのデータを送っていて、それらの中から特定ユーザの信号のみを取りだす仕組みだったが、新しいBi-PONは無駄なデータをPON上に送らず、始めから特定のユーザだけに信号を送ることで、データの処理・伝送段階で省エネ、エネルギー効率改善を達成させると紹介されている。いずれにせよ、現PONは世界的にかなり浸透しており、Bi-PON賀市場に入り込むには5-7年程度かかるとコメントされている。

http://t.co/qCZ1qfuT

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